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ケアリングクラウンとは 日本ケアリングクラウン研究所 Japan Caring Clown Institute 日本ケアリングクラウン研究所(通称JCCI:Japan
Caring Clown Institute)では、「ケアリングクラウンとは、「道化」の視点を使った人と人とのふれあいの手法」であると考えています。
ケアリングクラウン研究会として活動していた頃からお伝えしてきたことを、質問Qと答えAとして整理してみました。 ケアリングクラウンって何? ケアリングクラウンとは、心身になんらかの苦痛や課題を持つ人を対象とし、「クラウンニング」という手法を用い、別世界へと誘う道化師(クラウン)のことです。
クリニクラウン/ホスピタルクラウンとどう違うの? クリニクラウン/ホスピタルクラウン、あるいはクラウンドクターと呼ばれる人たちは、入院中の子ども(0歳~18歳)を対象とします。ケアリングクラウンは、あらゆる年齢の方を訪問し、病院だけではなく福祉施設、教育現場、国際協力の最前線などでも活躍しています。
具体的にはどんなところで活動するのですか? ケアリングクラウンが訪問するのは、闘病中の人、高齢者・障害者が居住する施設、児童養護施設、養護学校、被災地・紛争地の避難所などです。JCCIでは、「病院」「国際協力」「地域活動」と3つのカテゴリーに分類してとらえています。
笑いを届ける活動ですか? “笑い”は人を元気にする効果的な手段です。しかし、ケアリングクラウンが訪問する対象者は、笑う気持ちになれない状態の人も多いのです。さまざまなふれあい方の中で、“笑い”は目的ではなくその手段だと考えています。
ボランティア活動ですか? 世界中で行われているケアリングクラウンの活動全てがボランティア活動というわけではありません。しかし、有償・無償にかかわらず、奉仕(ボランティア)精神は求められます。JCCIでは、人とのかかわりの中から自分自身の成長を目指すことを目的としていますので、ケアリングクラウン実践はボランティア活動です。
普通のピエロとどう違うの? ケアリングクラウンは、サーカスや大道芸、劇場のクラウン(ピエロ)のように曲芸を見せて楽しませることが目的ではなく、対象者の抱える問題や苦痛から開放される時間を提供することが大切な役割です。ですので相手のニーズに合わせた即興性がより重要になります。
ケアリングクラウンもエンターテインナーでありアーティストであることには変わりありませんが、舞台が違うので、それに応じてメーク・衣装・小道具も異なります。また、パフォーマンスを披露した代償として拍手や笑いを求めません。 ケアリングクラウンに大切なのは? 「道化」はその場の空気をガラリと変える「価値の転換」ができる存在であることが基本です。ケアリングクラウンはその道化の基本に加え、優しさ、温和な態度、繊細さ、観察力、共感力といった特性や、何より即興対応能力が求められます。そして、人との関係性の中から自分自身が学び成長していこうとするオープンな心も大切です。
ケアリングクラウンはどれ位の数がいるのですか? クラウンが病院へ行く活動は、1980年代に北米で始まり、ヨーロッパで成熟したと言われています。病院だけではなく、福祉施設や紛争地などでも活躍していますが、組織に属さずボランティア活動をしている人も多く、その数は誰も把握できていません。
『ケアリングクラウン1・病院編』(晩成書房・2006年)に、さまざまな活動や組織の連絡先の情報が記載されています。
ケアリングクラウンになるには? ケアリングクラウンは、クラウンとしてケアを提供します。ですから、クラウンパフォーマンスの技術だけではなく、非言語コミュニケーション、衛生管理、行動規範・倫理、セルフケアといったことについても学ぶ必要があります。JCCIでは、ケアリングクラウンを実践したい方のために、養成講座を開講しています。その他、全国で勉強会を開催し、フォローアップやチャレンジしていただく機会を設けています。
ケアリングクラウンを呼びたいのですが? JCCIでは、これまでに病院、老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイケア、療育施設、児童養護施設、養護学校、患者会イベント等にケアリングクラウン訪問させていただいています。今のところは、必ずしもご要望にお応えできるとは限りませんが、なるべくご協力させていただきたいと考えております。ご相談ください。
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